「目標を立ててみたけど、いまいち達成できなかった」なんて経験、ありませんか?
当初はモチベーションもあったし、頑張る気でいた。でも、時間が経つにつれて、やる気がなくなってしまった。
心当たりがありますよね?
多分、多くの人が同じようなことを経験していると思います。
では、どうすれば目標を達成することができるのでしょうか?
また、目標を達成するためには、どういう風に目標を立てればいいのでしょうか?
本記事では「目標を立てるときに意識するべきこと」について解説していきます。
目次
目標を達成できない理由

具体性がない
目標自体がフワッとしていて、何をすればいいのか良く分かっていないのなら、当然目標は達成できません。
明確なゴールと、目標達成に必要なものを用意する必要があります。
目標を達成する具体的な道筋がイメージできれば、行動に移すのはとても楽になります。
自分で決めていない
上司に言われたから…と、何となく取り組んでいる人いませんか?
なんのために頑張るのかはっきりしていないと、モチベーションは保てません。
自分が主体となって、自分ができることに集中するのが目標達成のコツになります。
本当にやりたいことではない
心の中で「これは私のやりたいことではない」と感じていると、目標達成に必要なリソースを注ぎ込むのは難しいでしょう。
もし、今の目標に違和感を感じているなら、一度自分を見つめ直してみるといいかもしれませんね。
そもそも必要のない目標かもしれません。
目標を立てるときに意識するべきこと(POSERS)

目標を立てるときに意識するべきなのは、以下の6項目。
- 肯定的であるか(Positive)
- 自分自身でやれることか(Own part)
- 具体的に思い浮かべられるか(Specific)
- どうなったら目標を達成できたと言えるか(Evidence)
- 内的及び外的なリソースがあるか(Resources)
- 目標の大きさは適当か(Size)
Positive:肯定的であるか
目標は、嫌なことを避けようとするものよりも、「私はこうしたい」というような、肯定的かつ実現したいものにしなければいけません
思いつかないなら「どうなっていたらいいと思うか」「私が本当にやりたいことは何か」と自分に問いかけてみるといいでしょう。
Own part:自分自身でやれることか
他人の行動に依存しない、自分でコントロールできる行動にフォーカスを当てるのも重要です。
「私は目標を達成するために何をするだろうか」「どのように始め、どのように続けるだろうか」
Specific:具体的に思い浮かべられるか
目標は具体的に思い浮かべられるものでなければなりません。
「誰と、どこで、いつ、何を、どのように行っているか?」
Evidence:どうなったら目標を達成したと言えるか
目標を達成できたと実感するには、どのようなものが必要になるでしょうか?
「目標が達せられたことが分かるのはどうしてか?」「目標を達したら、何を見て、何を感じるだろうか」
Resources:内的及び外的なリソースがあるか
目標を達成するためのリソースはあるでしょうか?
「目標を達成するための時間、お金、その他の選択肢は揃っているか」
Size:目標の大きさは適当か
目標の大きさは適当ですか?
大きすぎたなら、もっと小さな目標に転換し、明確で実現可能なものにすること。
小さすぎたなら「これを実現したらどんな良いことがあるか」と、自らのやる気をそそる目標に目を向けること。
目標達成に必要なのはリアリティ

目標達成に必要なのは、目標が実現可能であるというリアリティ(現実味)です。
目標達成後の世界と、目標達成に必要なもの、やるべきことが思い浮かべられるなら、行動に移すのはそう難しくありません。
目標達成後の世界が想像上のものでなく、今の直線上にある未来の世界だ、ということを認識できれば、モチベーションが湧き、行動せずにはいられなくなるでしょう。